2012/04/23

Cデッサンは10分で2回戦うぐらいがちょうどいい

いつもお世話にっている素敵なモデルMさん。
ポーズが素敵すぎて10分間で場所変えて2回描く。
惜しむらくは伸びた腕の方の手指にあと30秒かけたかったとこで時間切れ!



頭の中では「アメリカのどっか広い畑・トラクター・麦藁の山・ふてくされ」って絵がもう完全に広がってた。妄想wild fancyと想像力imaginationは線をひく推進力でもある。


デッサンという、一般的にはクロッキーと呼ぶ方が分かりやすい授業がある。
C(コスチューム)デッサン、裸体デッサン、群像デッサン、顔と手…とかいろいろ
男性も女性も描くわけだ。
ここではとにかくモデルさんが宝。素敵。
10分1ポーズで、ポーズも服も替わり、そしてなにより美しい身体。
素敵すぎて技術が追いつかないという言い訳ができないように、ここでは写実は求められないしどんどん嘘つけばいいと言われる。では素敵さはどこからくるのか。最低限どこをおさえることなのか。さー勉強ですよー

ちなみに、どんなモデルさんでも、友達がモデルになって群像描く時でも、必ずぐっとくるポイントっていうのはある。その場所見つけるまでは描き出さない。どーしても見つからないってんなら擬似的に意図的に恋してしまいなさいよ。できるだけミーハーに。「もー最高!」とか心で声掛けながら。




一度、こなれた頃に、誰を描いても自分の中で固定されたいい顔(=描きやすい顔)の人物に成り代わってしまう時季があった。嫌な言葉だが手癖で描けるようになっちゃう。これはよくない。
何より慢心だし、そのモデルさんのそこをいいと思って描いたんだよね?ならばそれがこれでは実現できてないよね?つまりはちゃんと見てない。
受け取って伝えることにならない。
手癖で描くなということだ。

かといって似顔絵にはなっちゃだめなのよね。顔描いてるんじゃなくて全身描くんだから。スタイリッシュにまとまるさじ加減が難しい。
こればっかりは手を動かさないと。
私も日々鍛錬です。

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