毎週、気に入ったラジオ番組のPodcast数本を聴いている。
その中のひとつ2012年1月20日OA分「マキタスポーツのラジオはたらくおじさん」のなかで、ゲストの映画「モテキ」で日本アカデミー優秀音楽賞授賞の作曲家・ミュージシャン岩崎太整が言っていたこと非常にはっとさせられた。
これはいかん!と、咄嗟に手近にあったボールペンに手を延ばしてメモった事とかね、今までになかなかというか、あんまりというか、ないよそんなもん。
以下、その内容抜粋。
「デモテープとかインディペンデントとか、そういうものの方が大衆的で(わかりやすく)あるべきだ」
「人に渡す時に一番差異が出せるのはそこだなって。商品になるとそりゃある程度プロの手がはいるんでどうしてもウェルメイドになるんですけど、作曲家を目指すとかの人の時に」
「デモテープとかがとんでもないクオリティだったらそりゃいいよ。
『これ、デモなんで』っていうような渡し方は絶対よくない」
まず身につまされたのち、ものすごく、納得した。
これのデモテープをラフに変えてごらんよ!
「これ、ラフなんで」ってお仕事先の担当者さんにそんな渡し方はしないにせよ、渡し方というか姿勢というか構えとかの話よね。
「そこが一番最高の評価を得られる場所だから、『これ聴いて下さい』とかそういう時に渡せるものは最高のものだったらそりゃーみんな驚くよね」
「そこのクオリティは保とうよ、ということ」
ちょうどそのすぐ後からのお仕事が入り、イラストのラフのやり取りもあった。
ここからクオリティは始まってるんだぜと。いつも以上に自分に慎重になった。
心を構えて臨むのだ。いつも毎回クオリティを心に構えておけ。
クオリティ論については、『禅とオートバイ修理技術』(下)ロバート・M・パーシグもはよ読まな!
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