戸締りをする新築の家に神棚が見えて懐かしくなった。
小さい神社みたいなヤツだ。
神棚は消えていくのだろうか。仏壇はどうだろうか。家を建てたとして、仏間に一間割けるだろうか。即答できない。NO寄りだからできない。というかほぼNOって言おうとしてた。
かなり近い身内の死を経験しなければ彼岸と此岸を意識せず過ごすようになっているのだろうか。同じ空間(というか線上というか)にあるんだけど。無意識でも視界にあるあの状態が「お天道様が見てるよ」「ご先祖が見てるよ」ってやつだもんなあ。目に入るところから神棚が無くなって久しいというのもあまりよくない気もするし、狭い日本の住宅事情で無宗教なりの背筋みたいなものが消えていくのもちょいと寂しいもんだ。あ、あとお供え物で季節を感じられるし。
思えば「地元」という自分に纏わる土地に住んでいた頃は否応無しに自分が何者か知らしめられていたな。常日頃意識していたとかそんな能動的なものでなくさ。
その土地に戻ると(霊感とは言わんが)ものごとの良し悪しやすべき行動が判断できる感覚が戻るし。
まあ、家とか建てないんですけどね。
離れた土地でこそ気を付けきれないことを見えるようにしとけってかんじでーす。
以上、ゾンビについて考えながら歩いてたら神棚を見かけた人のぼやきでした。
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