2014/11/13

絵を買ってもらえるということ2

KMRDの壁と絵画作品

「新しく社屋を建てた壁面にアートを飾りたい」
そこで是非井沢さんの絵をと、とても光栄な申し出をいただき、
天気も陽気も素晴らしい日に作品を2点納めてきた。





まだ片付く前の事務所に額がかかる

 「実は絵を買うなんて初めて。でも、作品をお金を出して買って、自分で大切にしていくっていうことをずっとしたかった。」と言うK氏。金属加工のエキスパートでアートやモダンデザインに造詣の深いK氏は、この秋デ・ステイルやバウハウスの建築に敬意を表したアパートメントを建てた。私はこのシュレーダー的建物の色彩計画を少しお手伝いしたのですが、その際に手元で作っていた色のスタディが妙に気に入り、あらためて作品に仕上げたのが一番上の写真の作品。まだ無かったここから生まれて、完成したここに落ち着く。額装もイメージ通りマッチした。学校のような、ギャラリーのような雰囲気のコンクリートの壁に作品の白が映える。

「友人ともあの人の絵はいいねと話していた。素人が見てもいいと思えるのが本当にいい作品だと思う」「あなたの絵はいつも魂が籠ってる」そう話してくれる笑顔と言葉に自信が湧く。生きている実感も。そしてとにかく大きな感謝。


アートという方面に居続ける者にとっては認められることよりも求められることが一番重要かつ嬉しいことなのだと思います。超難しいことです。皆さんはどう思いますか?
多くの人ひとりひとり一瞬FUNな方向に心が動きますように。


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