学者で物書きの知人(60歳過ぎ)と。何を残すか守るかという議題。
天変地異がおきたとして、自宅の何を持ち出すか?
まずこの身ひとつ。
服は着ている分と寒さをしのげる分があるとよい。寒いとしぬよね。これは両者一致。
彼は、世界中からかき集めてきた資料や本は何としても守りたいという。
私は部屋(アトリエ)の中の物もいらない。パネルも絵の具も過去の作品群も失ってもよい。蔵書もないし、PCだけ助かったところで電気も通信も仕事も復旧しないならなくていい。物がなければお金も紙切れだし。その後の世界に紙があれば鉛筆一本があればいい。紙がなければ鉛筆はいらない。絵の具なんて水も要するし要るしあってもしょうがない。もっと物質出回ってからでいいだろそれは。
絵は棒切れでも欠けた石でも書けるし、言葉も生み出せる。
命だなあ。あと、よっぽどしいていえば鉛筆。ということになりました。
歴史的価値のあるものや研究成果となると無くしてはいけない責任感も増える、守るしがらみが増える、と学者さんは言っていました。わしは絵描きで気楽なものだ。わるいことでも素晴らしいことでもなく。
何はともあれ生き延びようぜ。
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今日は水彩絵を二枚描いた。
庭でも描いてたら、隣の家が引っ越し荷物を運び入れていた。
駅までの道中にあるミモザがきれい。
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